思い出-4
 
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Nスケール建造物のことはじめ(笑)

 私がNゲージを始めた時期は車両メーカーが関水金属・トミー・グリーンマックスの三つしかなかった時期で(開始直後に学研が新幹線で参入しています)線路のシステムも大したラインアップはありませんでした(とはいえ、当時の関水のカタログにはダブルスリップがあった様に記憶していますが)
 建造物に至っては私の田舎でも入手できたのはトミーナインスケールのアメリカ型建造物ばかりで折角入線したキハユニ26に似合うものが殆どなかったというのが現状でした。

 そんな折、客車キットを多数リリースしていたグリーンマックスが日本型建造物キットを発売したというニュースは少なからず私を驚かせたものです。
 何しろ当時の16番製品ですらプラレール一歩手前(と当時は感じていました)のトイライクな金属製建造物しかなかった頃に木造建造物のプラキットが安価に入手できると言うインパクトは大きい物がありました。
 第一弾は信号所と詰所という地味ながら駅風景に欠かせないラインナップだった事もあり模型店に入荷したのを見ると早速飛びつきました。

 早速組み立てたのですが、何しろそれまでプラモデルですら碌に組んだ事の無い学生が作っただけあって仕上がりについては大惨事レベルでした。それでも線路際に置くと何となく風景っぽい感じがして嬉しかったものでした。
 そんな訳でこの2軒、捨てられもせずにそのまま取って置かれました。趣味の中断期間の20年間もそうです。


 21世紀に入って(笑)ようやくレイアウト建設の機運が盛り上がった時、他の建物と共にこれらの詰所も故郷の物置からレイアウトの建設現場に移されました。所が当初のレイアウトは高架駅はあるものの詰所や信号所が配置しずらいセッティングだったため再びお蔵入り。
 昨年機関区風のセクションを組む段階になってようやく安住の地を見つけ出した次第です。
 出来については移設に際してリペイントなども試みましたが、写真の通りの大惨事レベル(笑)です。しかし私にとっては記念建造物としての性格が非常に強いのでモジュール上に鎮座させています。


 その直後にはTOMIXからも完成品で駅舎やホームもリリースされ、一気に日本型レイアウトへの機運は高まるのでした。
 しかしその時点でも鉄道関係以外の建造物やアクセサリは全く出ていない状態でしたが。  

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