思い出-3
 
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車両工作ことはじめ(笑)

 先日自室の整理をしていて思いがけず懐かしいものを発掘しました。

 私がこの趣味に入った直後の昭和50年代初めの頃に初めて作ったGMのキットのナロ10です。

 御覧の通り塗装もなく実に実に悲惨な出来ですが当時の私も完成品との余りの落差に以後趣味を中断する時期までキット製作も含めた車両製作を行う事はありませんでした。

 それから30年以上。

 趣味の再開当初も車両については殆ど完成品の購入が主でレイアウトは作っても車両の工作にはなかなか踏み切れませんでした。
 風向きが少し変わったのはGMの塗装済みキットに手を出し始めてからでしょうか。工具の充実や鉄コレの登場に伴う工作の簡便化も多少追い風になった気もします。

 キットについては純粋に素組みが多いですが、GMのキハ22、京阪600、江ノ電1500タイプ、クモハ47などが入線しています。これは店頭で出物を見つけたり編成の必要上キットを購入したというのが主な動機です。


 更にジャンク品改造の味を覚えてからKATOの貨車切り継ぎによるワサフ8800タイプ、C62とD51のボディスワップによるC61タイプとD52タイプなども登場しました。中断前の頃には形はどうであれ「蒸気機関車のNゲージ工作」を自分がやるとは思いも寄りませんでした(笑)


 個人的に極めつけと思っているのが学研のモハネ583の動力ユニットをベースにGMのクモユニ83のボディとKATOのモハ184の屋根を組み合わせて作ったフリーのクモヤ。KATOのEH10の2車体を組み合わせてフリー化したED10のふたつでしょうか。

 これらの車両、出来の方は相変わらず大惨事のレベルなのですが。

 ですがこうして少しづつ車両工作をして感じるのは「出来の悪い子ほどかわいい」と言う事(大笑)と自分で手を動かして車両を作るというプロセスそのものが与える充実感です。

 前のナロ10の頃は闇雲に「車両のラインナップを充実したい」という焦りのような物があり、完成を急ぐあまりにせっかちな製作態度で臨んでいたと思います。自分の不器用さも無論あるのですが、ここでじっくり腰を据えて作る態度があればもう少し楽しんで作れたのではないかとも思えます。
 
 そんなこんなでこれからもレイアウトと並行して少しづつ車両工作はやってみようかと思っています。

 ・・・とか書いてからそろそろ3年くらい経つのですが相変わらず出来は大惨事です。  

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